【報告】里地里山学特別講座「世界遺産ナスカ地上絵に関する学術調査と保護」

 2018年度の里地里山学講座特別講座は

世界遺産ナスカ地上絵に関する学術調査と保護と題して、

山形大学学術研究院・教授の坂井正人氏ご講演いただきました。

 

ナスカ台地には黒い小石が一面に広がり、その下には白い地面が

あります。

黒い小石を除去すると白い地面が露出。それらを繰り返すことで

地上絵は描かれているそうです。

また、地上絵には面状、線状の2つがあり、その描かれた時期や

大きさ、目的は異なると考えられています。

面状絵が地上から見るために斜面に制作されているのに対して

線状絵である「ハチドリ」などの絵は天上から見える視線を想定

して制作されています。

 

また、地上絵が長い時間、破壊されずに残っているのはペルーの

気候や河川の氾濫や農耕地として利用されない場所に制作されて

いるためです。

地上絵が描かれた当時(日本でいうと弥生〜古墳時代)の人が

大地の水の流れをよく理解して生活していたことが分かります。

また、神殿や地上絵の位置関係から地上絵の制作が「里山をめぐる

信仰」意味していたのではとも考えられます。

 

今後、山形大学では経年劣化でよく見えなくなった地上絵の可視

性を高めるための保護活動を行っていくそうです。

 

ご参加いただいた皆さま、坂井先生、ありがとうございました。 



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