【報告】里地里山学講座「月山佛生池小屋の主人と四十路のハイジによる、月のお山のよもやま話」

今年度の第2回目の里地里山学講座は月山佛生池小屋の

工藤純平さん、(風間)重美さんご夫妻に月山の文化や自然の魅力、

山小屋のお仕事について、お話しいただきました。

 

 

はじめに、純平さんから「近年は月山に登山を楽しみに来られる

方が多いが、月山八合目より頂上までは国立公園であると同時に、

出羽三山神社の境内地であり、私たちからすると皆さんは月山に

参りきているという感覚」だと話してくれました。

 

ご存知のように、月山を含む出羽三山は、自然と信仰の結びつき

などが評価され、2016年に山形県で初めて日本遺産に登録され

ています。https://nihonisan-dewasanzan.jp/

 

 

また、佛生池小屋は江戸時代から続いており、昔は水場毎に小屋は

存在していたそうです。また、出羽三山にかかわる宿坊や山小屋など

は氏子の方々を持つ権利で、誰でも商売できることではないようです。

そして、山小屋の準備のスケジュールもお話しいただきました。

4月にその年の準備計画、山菜取り、5〜6月に荷揚げ、7月に小屋

オープン(1週間に1回は重さ50圓硫拱の荷揚げ)、8月13日柴燈祭、

9月小屋閉め準備、10月下山、来年度のきのこ採りなど、山での一年は

本当に忙しい。

 

 

続いて、東京から移住された奥さま重美さんからは山での暮らしや魅力、

小屋の泊まり方についてお話ただきました。

羽黒側は水場がないので山では水が貴重なこと、また、酔っ払いのオコジョや

旅する蝶・アサギマダラ、クロサンショウの秋の移動、小屋から見る星空の

美しさについて教えていただいました。

また、小屋の女将さんは一度上ると小屋閉めまで下山しないとうことで

今年は3か月間一度も下山せずに過ごすなど、古き慣習をまずは体験する

など挑戦されていました。

 

 

最後に講師のお二人から会場の皆さんに、「交通」「トイレ」「運搬」

といった現在の月山の課題を逆質問いただき、参加者の皆さんと一緒に考え、

提案する時間を持つことができました。

 

今回のお二人のお話を聞いて、改めて月山の魅力を感じる共に、改めて

その価値をどう守っていくか考えないといけないと感じました。

 

純平さん、重美さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

 

 

 



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